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店舗運営のヒント

レストランの繁忙時にお客様を待たせてしまう:案内・注文・調理・配膳のどこで滞るかを探る

各段階の待ち時間について、どの動作からどの動作までを測るのかを決め、同じ時間帯にどの工程で止まっているかを確認します。接客待ち、要望の確認待ち、厨房での調理待ち、完成品の受け取り待ちを区別し、担当者を明確にします。詰まりの周辺にある動作を一つだけ変え、次のシフトでは待ち時間が別の工程に移っていないかも確認しましょう。

MenuSnap編集部公開日

レストランの繁忙時にお客様を待たせてしまう場合、まず案内、メニュー、注文確認、調理、配膳のどこで待っているのかを見極めます。現場で確認できる動作を使って各段階の始まりと終わりを定め、同じ時間帯にどのテーブルがどの工程で止まっているかを確認しましょう。まだ接客を受けていないお客様の注文を取る代わりに厨房を急かしても、問題は解決しません。人員やツールを調整する前に、まずどこで滞っているかを特定します。

待ち時間は動作ごとに区切る

  • 来店からスタッフが声をかけるまで:空席の数だけでなく、入口で誰かが接客しているかを確認します。
  • 着席からメニューを選び始められるまで:読めるメニューを受け取ったか、誰が注文を受けるのか分かっているかを確認します。
  • 要望を伝えてから店舗側が受け付けを確認するまで:注文の詳細や指定内容を十分に聞き取れたか、実際に誰かがその要望を引き受けたかを確認します。
  • 注文を受けてから調理が完了するまで:実際に調理を受け付けた時点と進捗を確認します。注文の入力時刻だけで調理開始時刻を推測してはいけません。
  • 調理完了からテーブルへの提供、または受け取りに来た人への受け渡しまで:料理の取りまとめ、受け取り、配膳を確認します。できあがった料理が冷めてしまう場合も、受け渡しの滞りが考えられます。

観察記録には必要な項目だけを残す

  • 営業日、店舗のタイムゾーン、対象の食事時間帯:____;担当するポジションと営業エリア:____。
  • テーブル番号または社内注文識別子:____;観察した段階:____。
  • 開始動作と発生時刻:____;終了動作と発生時刻:____;記録がない項目:____。
  • 滞留の理由:____;その時の客数と主な料理の組み合わせ:____;実際に引き継いだポジション:____。
  • 次回変更する動作は一つだけ:____;担当者と代替担当者:____;次回の観察予定:____。

会計や料理の提供など、重要な業務を担当していない人が観察します。繁忙時のスタッフに接客をしながら長い記録表を記入させないでください。記録には社内識別子だけを使い、お客様の氏名や携帯電話番号は記入しません。確認できなかった時刻は不明と記し、後から正確そうな数字を補わないようにします。

滞りに応じて次の対応を決める

  • 空席があるのに入口で待っている:片付け、案内、出迎えを誰が担当しているかを確認します。厨房に問題を押しつけてはいけません。
  • 着席後、注文方法が分からない:担当エリアのスタッフが、紙のメニュー、スマートフォンから利用できるオンライン窓口、注文を受ける担当者を案内し、こちらからテーブルに戻って確認します。
  • 注文の詳細や指定内容の確認待ち:メニューに詳しい人が聞き取りと確認を担当し、他のスタッフは引き続き接客します。似た商品を勝手に選んで代わりにしてはいけません。
  • 料理ができているのに誰も受け取らない:料理の受け渡し口の担当者、受け取り場所、配膳担当を明確にします。調理を速めるよう求めるだけでは不十分です。
  • 注文の状況が分からない:元の注文を確認し、送信済みか、誰が引き継いだか、どの作業場所で受け付けたかを調べます。催促を和らげるために同じ注文を再入力してはいけません。

引き継ぎの各ポイントに主担当者と代替担当者を置く

出迎え担当が空席の確認を兼ねたり、ホールスタッフが交代で料理を運んだりしてもかまいません。ただし、入口での対応、新しい注文の確認、料理の取りまとめ、配膳をその時点で誰が担当するのかは明確にします。責任者がスタッフを応援に回す場合は、元のポジションの代わりも同時に決めます。持ち場を離れる際は、待っているテーブル、すでに済ませた対応、次に行うことを引き継ぎ、「誰かがやると思っていた」という空白をつくらないようにします。

一度に変えるのは、滞りに関係する具体的な動作一つだけにします。たとえば、料理ができたら担当者が受け取り担当者に知らせ、誰も取りに来ない場合はシフト責任者に引き継ぎます。付け合わせが足りず一式を出せない場合は、その理由を説明します。料理の受け渡し口での滞留を短くするために、不完全な料理を先に出してはいけません。

ツールは該当する工程だけを補う

MenuSnapはQRコードを使った注文とスタッフによるPOSへの注文入力に利用でき、メニューは選択の説明に役立ちますが、注文送信後も人が引き継ぐ必要があります。KDSや厨房プリンターの利用には、プラン、設定、対応機器が必要です。画面が開くことだけを根拠に、注文が厨房に届いたと判断してはいけません。受け付けの段階で途切れている場合は、元の注文をたどって実際の状況を確認し、設定についてサポートに連絡します。案内や配膳が滞っている場合は、機器をむやみに追加するのではなく、まず担当ポジションを調整します。

機器のトラブルを調べる際も、すでに引き受けたサービスを中断させないでください。紙の伝票が出ない場合は、まず注文の状況と厨房での受け付け状況を確認します。再ペアリングなどの変更は、店舗オーナーまたはオーナーから明確に権限を与えられた管理者が手配します。一時的に手作業で引き継ぐ場合も、元の注文と調理の進捗が分かる記録を残し、復旧後に同じ料理を再度作ることがないようにします。

催促には進捗を伝え、次のシフトで待ち時間の移動を確認する

まず該当する料理を確認し、厨房で受け付け済み、調理中、受け取り待ちのどの状態かに応じて回答します。お客様がお急ぎの場合は、確認できた状況と、まだ調理に入っていない品目について変更可能な内容を説明します。キャンセルや料金の処理は権限のある人が行い、その後、調理担当に知らせます。全品がそろう時刻を確認せずに約束してはいけません。

客数、シフトの人員配置、料理の組み合わせが近い食事時間帯を比較し、元の滞留箇所だけでなく、ほかの工程も確認します。注文受付が速くなっても厨房に注文が積み上がる場合や、配膳が速くなっても新しいお客様への接客ができない場合は、代替担当者の配置を引き続き調整する必要があります。観察表は店舗が手作業で使う方法であり、システムにこうした指標がすでに自動で備わっていることを意味しません。また、一度の円滑なシフトを長期的な効果の証拠として扱ってはいけません。

出典

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