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店舗運営のヒント

レストランのPOSシステムを切り替えるには:テーブルごとに既存の伝票を維持し、段階的に移行する

注文・会計方法を変更する際は、まず今回変更する業務を明確にし、メニューの準備、限定的な運用開始、対象範囲の拡大、旧方式の終了の順に進めます。各段階で続行・一時停止の条件を定め、旧方式で対応を始めたテーブルは従来の記録に沿って最後までサービスを提供します。未処理事項と過去の資料は、それぞれ引き継ぎます。

MenuSnap編集部公開日

レストランのPOSシステムを切り替えるときは、まず今回変更するのがメニューの注文窓口なのか、スタッフによる注文入力なのか、厨房への注文伝達なのかを決め、すべての業務をひとつの週末に詰め込まず、段階的に移行します。旧方式で対応を始めたテーブルは、通常、指定されたスタッフが従来の記録に沿って最後まで担当します。新たに来店したお客様には、そのシフトで決めた新方式を適用し、ひとつのテーブルに調理指示が二重に発生しないようにします。

各段階で、続行する条件と一時停止する条件を明確にする

  • メニューの準備:料理、価格、サイズ・仕様、当日の提供状況が一致していることを確認してから公開します。相違がある商品は提供を見合わせ、メニュー担当者に確認します。
  • 限定的な運用開始:担当者を配置できるエリアやシフトを選び、注文受付、厨房、会計の各担当者が、そのテーブルの記録がどれか把握できるようにします。どの記録を使うか不明な場合は、対象範囲の拡大をいったん止めます。
  • 対象範囲の拡大:前の対象範囲で、追加注文、提供、未処理事項を継続して引き継げることを確認してから、次の時間帯やエリアに広げます。厨房への注文の重複送信、価格の不一致、注文を担当する人がいないといった問題が起きた場合は、まず該当する問題を解決します。
  • 旧方式の終了:旧方式の伝票への対応、未処理の返金、資料の保管について、それぞれ責任者が決まってから利用停止の段取りを組みます。確認が済んでいない事項は、従来の記録に沿って引き続き対応します。

稼働開始の告知だけで済ませず、切り替え計画を一枚のカードにまとめる

現在使っているシフト前の記録に、次の項目を記入できます。これは、単店舗の営業中に新旧方式をどこで切り替えるかを定めるものであり、メニュー、機器、支払いそれぞれの準備に代わるものではありません。

  • 現在の段階と開始する営業帯:____;今回変更する業務:____;変更しない会計・料理提供の手順:____。
  • 新方式を適用するエリアまたは新規の注文:____;旧方式で引き続き対応する伝票:____;それぞれの担当者:____。
  • メニュー・機器に関する未解決事項:____;対象範囲を広げる前に整える内容:____。
  • 拡大を一時停止した場合の注文受付担当者:____;厨房への連絡担当者:____;支払いの確認事項への対応担当者:____。
  • 次のシフトで引き継ぐ担当者:____;この段階を続行または一時停止する具体的な判断根拠:____。

メニューの変更とシステムの切り替えは分けて行う

まず現行メニューを使い、価格、分量、選択肢、追加料金、提供状況を一つずつ照合します。料理名やセット内容も同時に大きく変更すると、差異が生じたときに、入力ミスなのか店舗の運用ルールの変更なのか判断しにくくなります。多言語での表示が必要な場合は、原文の内容を確認してから翻訳を再確認します。内容が確認できていない項目は、お客様向けに公開しません。

MenuSnap は、メニュー、QRコードを読み取って行う注文、スタッフによるPOSへの注文入力に利用できます。KDSと印刷には、それぞれ利用プラン、設定、機器に関する条件があります。オーナーまたはオーナーから明確に権限を与えられた管理者が、機器とアカウントの設定を一元的に管理します。準備段階で、互換性、印刷先、決済アカウント、業務ごとの権限を確認し、営業中に場当たり的な設定変更で問題を解決しようとしないでください。

同じテーブルの追加注文も、同じ記録に沿って対応する

閲覧専用のQRコードを使う場合は、スタッフが注文を受けることをお客様に伝えます。注文を受け付ける設定にする場合は、新しい注文を誰が確認するかを明確にします。スマートフォンでの注文からスタッフによる受付に切り替える前に、注文がすでに送信されているか確認します。追加注文は元の注文に紐づけ、今回の追加分だけを伝えます。料理を変更する場合は、調理担当者に進捗を確認してからお客様に返答します。会計上の内容が変わっただけで、厨房が調理を止めたと思い込まないでください。

新旧の記録を一時的に併用する場合は、引き継ぎカードにテーブルごとの適用方式と担当者を記載します。厨房が、届いた紙の順番からどの記録が有効か推測しなければならない状況を作らず、テーブル番号を統一するためにテーブル全体の内容を再入力することもしないでください。スマートフォンを使わないお客様や、対面で注文したいお客様には、引き続きスタッフが対応します。

新しい注文窓口を一時停止しても、すでに引き受けたサービスは中断しない

厨房への注文の重複送信、メニューの不一致、注文の担当先が不明といった問題が起きたら、責任者がまず対応中のテーブルを引き受け、元の注文と調理状況を一つずつ確認してから、該当する注文窓口を一時停止します。ネットワークに障害が起きた場合は、店内の手作業による引き継ぎ手順に従い、完了したこと、引き渡し済みのこと、確認が必要なことを記録します。接続が復旧したら、最新の記録を確認してから不足分だけを補い、テーブル全体の注文を再送信しないでください。

独立型のカード端末で実際の取引が成功したことを確認してから、該当する支払いを記録します。これは、システムがカード決済の結果を自動で確認することを意味しません。MenuSnap での支払い、返金、精算、シフト関連の操作にはサーバーによる確認が必要です。ネットワークが切断された場合は必要な記録を保管し、接続が復旧してから処理します。新システムへの切り替えを理由に、オフラインでも通常どおり営業できると約束しないでください。

旧方式を終了する前に、伝票、契約、資料をそれぞれ確実に引き継ぐ

  • 業務上の未処理事項:未会計のテーブル、支払い済みで確認が必要な事項、返金、お客様への返答が必要な事項について、それぞれ担当者と元の記録の保管場所を記載します。
  • サービス契約:旧サービスの終了日、料金、資料の保管、解約条件を確認します。新しいメニューを公開したからといって、旧サービスをすべてすぐに解約しないでください。
  • 過去の資料:以前のサービス提供会社に、取得できるデータの種類、形式、制限を確認し、確認した方法に従って保管します。すべての伝票や支払い記録を自動で移行できると決めつけないでください。
  • シフト終了時の振り返り:何度も人に確認した手順、伝達漏れのあったサイズやオプション、どの記録に沿って対応するか不明だったテーブルを記録し、次のシフトでは特に関係の深い不備に絞って改善します。

切り替えは、必ずすべてを完了させる日付に合わせるのではなく、サービスを継続して引き継げる状態に応じて進めます。各シフトの開始前には、その日に新方式を使う業務、まだ終わっていない旧方式の対応、疑問がある場合の相談先を伝えるだけで十分です。

出典

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