店舗運営のヒント
テラス席の移動で注文を混乱させないために:テーブル札を戻し、元の注文と新しい席を引き継ぐ
まずエリアとテーブル番号を統一し、テーブル札の配置、お客様の現在の席、元の注文が常に対応するようにします。シフト開始時はQRコードをスキャンして店舗名とテーブル番号を確認し、移動・保管した札は番号に従って元の位置に戻します。席を移る際は、未提供の料理、支払いに関する未処理事項、引き継ぐ担当者を明確にし、お客様が元のテーブルのQRコードを移動先へ持っていったり、以前のページから追加注文を続けたりしないようにします。
テラス席の移動後に注文を混乱させないためには、テーブル札を移すだけでなく、元のテーブル、現在の席、元の注文、未提供の内容を明確に引き継ぐことが大切です。まずお客様を案内し、担当者を一人決めて、関係する持ち場と配膳担当に連絡します。元のテーブルを新しいお客様に案内する前に、前のお客様の注文の扱いと、その後の担当者を確認してください。
位置図を見れば、新しいスタッフにも各テーブルがわかるようにする
屋内、入口付近、テラスの各エリアに重複しない番号を割り当て、出入口も図に記載します。木やパラソル、常連客の間で使われている呼び名だけに頼らないでください。テーブルや椅子の配置を変えたら、まず位置図を更新し、全員が同じ位置名を使うようにします。
- 営業エリアとテーブル番号:____;実際の位置と出入口:____;位置図の管理担当者:____。
- テーブル札に表示する番号:____;QRコードのスキャン後に表示される店舗名、テーブル番号、注文方法:____。
- 札の紛失、番号の重複、破損、リンクの不明点:____;お客様対応担当者:____;対応責任者:____。
- 保管場所の番号:____;戻した後の確認担当者:____;一時的に取り外したテーブル札:____。
シフト開始時にQRコードのリンク先を確認し、片付けたテーブル札は番号に従って元の位置に戻す
実際の席からQRコードをスキャンし、店舗名、テーブル番号、当日のメニュー、閲覧のみか注文可能かを確認します。入口を確認するために、注文や支払いを行う必要はありません。反射、水濡れ、摩耗で読み取りにくくなった場合は、速やかに対処してください。入口がはっきり確認できない場合は、紙のメニューとスタッフによる接客で対応します。
清掃、テーブルクロスの交換、テラス席の片付けや設置の際は、テーブル札を番号ごとに分けておきます。戻した後は、総数を数えるだけでなく、位置図と照合してください。覆われたり差し替えられたりした疑いがある札や、リンク先が不明な札は、いったん取り外します。再印刷やテーブル番号、機器の設定は、店主または店主から明確に権限を与えられた管理者が手配してください。別のテーブルのQRコードを一時的に新しいテーブルのものとして使わないでください。
席を移るたびに、対応関係を一件ずつ記録する
- 元のテーブルと現在の席:____;席を移った時刻:____;元の注文または会計の識別情報:____。
- お客様がすでに注文を送信したか:____;提供済み/調理中/未提供の品目:____。
- 支払い確認済みの内容と確認待ち事項:____;会計の紐づけ先:____。
- 連絡済みの厨房、バー、配膳担当:____;それぞれの受け手:____。
- 古いページが引き続き使われているか:____;今後の注文方法を説明したか:____;フォロー担当者:____。
位置の記録には、店舗で使っている引き継ぎ用紙を利用できます。ただし、これによってシステム上でテーブルが自動的に変更されたり、過去の注文が移動したりするわけではありません。システム上でテーブルを変更する必要がある場合は、現在利用できる操作と権限に従って手続きし、その後、会計を確認してください。テーブル番号を変更するために、テーブル全体の注文を入力し直さないでください。
席の移動状況に応じて対応する
- 注文済みの場合:元の注文と調理中の品目を確認し、料理を届ける新しい場所を連絡して返答を得てから、新たな要望を引き継ぎます。
- お客様がスマートフォンで料理を選んだだけで、注文を送信していない場合:現在の入口と今後の注文方法を確認します。送信されていない選択内容を、厨房に届いた注文として扱わないでください。
- お客様が古いページを使い続けている場合:そのページからの追加注文をいったん止めてもらい、スタッフが現在の記録を確認して、以後の注文方法を説明します。元のテーブルのQRコードを、お客様が移動先へ持っていかないようにしてください。
- 相席する、または別々の席に分かれる場合:元の注文を引き続き共有するか、会計をどうするか確認します。席を同じグループにまとめても、自動的に会計が合算されるわけではありません。また、二か所に分かれて座っても、新しい注文が二件できるわけではありません。
- 雨で複数のテーブルを同時に移動する場合:担当者を一人決め、元のテーブルと現在の席の一覧を管理します。まず通路の安全確保とお客様の案内を行い、その後、テーブルごとに未提供の内容を確認します。各自の判断で場所を推測させないでください。
調理、配膳、会計はそれぞれ別に引き継ぐ
KDSと印刷機能を利用するには、対応するプラン、設定、互換性のある機器が必要です。厨房で調理が完了しても、新しいテーブルに配膳されたことにはなりません。ホールスタッフは最新の席の位置に照らして料理の現物を確認し、バーと加熱調理担当はそれぞれ、すでに用意した内容を伝えてください。元のテーブルを清掃するだけでは、この確認の代わりになりません。
ネットワークに問題がある場合は、既存の注文、席の位置、追加の要望をまずスタッフ間で引き継ぎます。サーバーへの接続が復旧したら、最新の記録を確認してから不足分を補ってください。独立型のカード決済端末を使う場合は、実際に決済が成功したことを確認してから、該当する会計に支払いを記録します。確認中の支払いを、片付けや席の移動に伴って未処理のままにしないでください。
札の置き間違いや配膳先の誤りから、変更が必要な点を見つける
シフト終了時に、混乱がシフト開始時の札の配置、清掃後の札の戻し方、臨時の席移動のどの段階で起きたかを記録し、次のシフトでは該当する作業だけを補います。引き継ぐスタッフが新しい席、未提供の料理、元の伝票を見つけられるかを確認するほうが、QRコードをより大きく印刷し直すよりも、問題に即した対応になります。一定の改善率をあらかじめ想定しないでください。