飲食店の運営ヒントに戻る

店舗運営の実践

ランチセットの提供終了時の切り替え:閲覧中・確認待ち・受注済みを区別する

ランチセットの切り替えでは、残りの提供状況と注文の状態をまず確認します。お客様がページを開いた時刻を、料理の取り置きとみなしてはいけません。未送信、送信済みで確認待ち、受注済みのそれぞれに応じて対応し、セット内容カードで前菜、メイン、飲み物、食後の品を案内します。提供時間帯に関する機能は契約プランを確認し、お客様の退店希望時刻を提供保証と混同しないようにします。

MenuSnap編集部公開日

ランチセットの提供終了が近づいたら、まず厨房にどの選択肢をまだ提供できるか確認し、次にお客様が閲覧中なのか、注文を送信して確認待ちなのか、すでに受注済みなのかを確かめます。メニューを開いたことは料理の取り置きを意味せず、メニューの注文窓口を更新しても、受注済みの注文が無効になるわけではありません。提供の切り替わり時には、この二点を分けて考えてから、当日のセット内容と提供の流れを説明します。

提供の切り替わり時は、三つの状態に分けて対応

  • まだ閲覧・選択中の場合:まず現在提供できる内容を確認し、今回の希望を受けられるかを説明します。少し前にページを開いた時刻を根拠に、取り置きを約束してはいけません。
  • 注文送信済みで確認待ちの場合:実際の記録を確認し、注文を受ける担当者にも問い合わせます。確認の代わりに、お客様へ再注文を求めてはいけません。
  • 受注済みの場合:当初確認した内容に沿って対応を続けます。変更が必要な場合は、提供状況と既存の注文ルールを先に確認します。注文窓口の更新だけを理由に再注文を求めたり、新しい価格を受け入れるよう求めたりしてはいけません。

MenuSnap のプラン紹介ページには、メニューの提供時間帯と日替わりメニューに関する機能が記載されています。利用できる範囲は契約プランで確認する必要があります。これらの機能は、当日の実際の提供状況を厨房に確認することの代わりにはなりません。

店舗は提供時間の切り替わり前に担当者を決め、残っている提供可能な選択肢を確認します。そのうえで変更内容をメニュー管理担当と接客担当に共有し、注文窓口、紙のメニュー、スタッフの案内を一致させます。

その日のセット内容カードには、セット名だけでなく構成も記載する

ホールスタッフは当日確認済みのメニューに基づき、menú del día(日替わりランチセット)の内容を説明します。前菜、メイン、飲み物、食後の品について、それぞれ選び方を案内します。分類をいくつ設けるかよりも、お客様が各段階で何品選べるのか、どの品が価格に含まれるのか、どの変更は別途確認が必要なのかを把握できることが大切です。

  • 当日の提供範囲:セットで選べる料理と、引き続き注文できる通常のアラカルトメニューを分けて記載します。二つの選択肢を同じルールとして扱ってはいけません。
  • 前菜とメイン:各段階で何品選べるか、実際に提供できる料理は何かを記録します。選ばれていない料理を厨房が補う前提にしてはいけません。
  • 飲み物とパン:実際に含まれる範囲と追加料金を明記します。写真によって、含まれていない品まで全て提供されると思わせないようにします。
  • デザートまたはコーヒー:選択のルールを説明し、すでに決まっているものと食後に選ぶものを分けて記録します。
  • 変更と提供時間帯:可能な変更、実際の追加料金、確認済みの提供範囲を記載します。売り切れの場合は代替案を先に説明し、お客様の同意を得ます。

受注後、未選択の料理を先回りして調理に回さない

受注後は、そのテーブルで確定した各料理の注文を、それぞれの調理担当に伝えます。まだ決まっていないデザートやコーヒーは、後で尋ねる項目として残し、選択済みの品として先に用意してはいけません。提供状況を追加で確認する必要がある場合は、誰が厨房に確認し、お客様に返答するかを決めます。

お客様が途中で最初の料理を省くことにした場合は、まず厨房にすでに調理しているかを確認し、変更できる範囲と価格が変わるかどうかを説明します。ホールスタッフは、その料理だけを省きたいのか、それともその後の提供の流れも変更したいのかをお客様に確認し、同意を得てから最終決定を調理担当に伝えます。セット価格とコース構成の関係は、店舗がすでに案内したルールに従って扱い、会計担当もそのルールに基づいて最終的な会計内容を確認します。

確定済みの各料理、未決定の食後の品、途中で変更した品は、いずれも元の注文に紐づけて管理します。一部が未決定だからといって、そのテーブル全体を注文のやり直しとして扱ってはいけません。交代時には、まだお客様に確認する必要がある選択について、引き継ぐ同僚を明確にして伝えます。

退店希望時刻は別に確認し、提供状況とは切り分ける

お迎えするスタッフは、着席時に退店時刻の決まった予定があるかをお客様に尋ね、その時間帯の厨房スタッフに現在の調理状況を確認して、食事を続けるかどうかをお客様が判断できるよう案内します。お客様が間に合わせたい時刻を、そのまま厨房の約束にしてはいけません。ホールスタッフは、追加の待ち時間が必要な料理を説明できますが、確かな根拠がなければ、必ず用意できる時刻を伝えてはいけません。

お客様の予定に明らかに間に合わない選択肢は、注文を確定する前に説明し、変更するか、品数を減らすか、別の方法にするかをお客様に決めてもらいます。冷たい前菜、温かいメイン、食後の飲み物では準備の条件が異なる場合があるため、当日の状況に応じてそれぞれ説明します。

出典

ライブデモスタートは無料